「(2)シャンプー剤を適量手のひらに取り、もう一方の手指の腹で頭皮に
  塗りつける。
  シャンプーの基本は頭皮の洗浄である。
  シャンプー剤を頭皮全体に少しづつ塗るとよい。
 (3)爪を立てないようにして両手指の腹で頭皮全体をもみ洗う。
  耳の周りには育毛に関係の深い血管が通っている。
  この血管壁の汚れを落とすつもりで、特に念入りにもみ洗う。
  頭皮をくまなく洗うと、その泡で髪の毛はきれいになるので、
  意識的に髪を洗う必要はない。
  逆に髪の毛だけをもみ洗いすると、髪の毛の表面をおおっている
  硬いキューティクルがぶつかりあって切れ毛や枝毛の元にもなる。
  頭皮をもみ洗いする強さと時間は、理容室や美容室で受ける際の
  洗髪を参考にすればよい。
  この頭皮のもみ洗いは、毛細血管の健康保持にもなる。
  シャンプー剤をつけたまま、あまり長時間のもみ洗いはすべきでない。
  私の知人に、育毛サロンの指導にしたがって毎回5分以上も
  もみ洗いを続けたために、かえって頭皮を傷めてしまい、
  長い間皮膚科に通っていた方がいる。
  シャンプーは衣服などを洗濯するのではなく、あくまでも頭皮を
  洗う行為である。」
(「確実に利くハゲ治し理論(東田雪子著)」より)

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